「DSRを実際に体験してみたい!」という声にお応えして1Day講座を開催します。(1月の講座は無料!)本講座は、ゼロからアイデアをカタチにして、インタビューで検証する3日間のプログラムを、ポイントを絞って1日に凝縮した中身の濃い内容になります。プロダクト開発に関与する方、デザイン思考をやってみたけどうまくいかなかったと感じている方にお勧めです。
「顧客課題の発見」の次は、その課題(悩み・困りごと・ニーズ)を具体的に想定し、課題が本当に存在するのか、それは深刻な課題なのかをインタビューで検証するステップになります。その際、周囲の人をつかまえて「●●に困っていますか?」と顧客課題をダイレクトに訊いても、有効な回答は得られないでしょう。本記事では、DSRの事例を元に、仮説検証インタビューを効果的に実施するにはどうすればよいかを、2回に分けて解説します。
前回は、本連載で扱う対象の全体像にあたる「プロダクト開発の4つのフェーズと主要プロセス」について、リサーチの活用方法を中心に解説しました。今回のテーマは、プロダクト開発の最初のステップとなる「顧客課題の発見」です。私たちが提唱している「DSR(デザインスプリントリサーチ)」のメソッドも踏まえつつ、「顧客課題の発見」をどのように行うのが効果的かについてお伝えします。
ユーザーリサーチと一口にいっても、さまざまな手法やアプローチがあります。では、商品やサービスなどのプロダクトを開発する過程では、どのようにリサーチを活用すればよいのでしょうか。プロダクト開発におけるリサーチの活用方法を知っておきましょう。
「デザインスプリントリサーチ(DSR)」には、ゼロベースでサービスの種を生み出すことに注力する「ゼロワン」と、プロダクトとしての経験を踏まえ、ゴールから逆算的に改善、改良する「カイゼン」の2つのアプローチがあります。本コラム では、2つのDSRの違いについて解説いたします。